刀匠 : 二十五代藤原兼房
 銘 : (表)棟銘二十五・六代藤原兼房作
   (裏)令和元年五月一日
種別 : 刀
刃長 : 64.4cm
反り : 1.9cm

Swordsmith

刀匠紹介

二十五代藤原兼房

Kanefusa Fujiwara

本名 加藤賀津雄


1957年
二十四代藤原兼房刀匠の次男として岐阜県関市に生まれる

1975年
人間国宝 月山貞一に師事

1979年
阪南大学卒業

1982年
文化庁より美術刀剣類製作承認を受ける
ボストン美術館「人間国宝展」月山師に随行 参加

1983年
父、二十四代藤原兼房に師事
新作名刀展に初出品、入選

1984年
日本刀鍛錬道場を開設、二十五代藤原兼房を襲名
新作名刀展 入選

1985年
新作名刀展 優秀賞

1986年
新作名刀展 入選

1987年
新作名刀展 努力賞

1988年
新作名刀展 努力賞

1989年
新作名刀展 入選

1990年
新作名刀展 入選

1992年
新作名刀展 努力賞

1993年
新作名刀展 入選

1994年
新作名刀展 入選

1995年
新作名刀展 入選

1996年
新作名刀展 入選

1997年
新作名刀展 努力賞

1998年
新作名刀展 努力賞

1999年
新作名刀展 優秀賞
全日本刀匠会理事に就任(~2002年)

2001年
新作名刀展 入選

2002年
新作名刀展 努力賞
全日本刀匠会常務理事に就任(~2010年)

2003年
新作名刀展 努力賞

2004年
ロシアのモスクワ、サンクトペテルブルクにて、日本刀を紹介(以降毎年実施)
ドイツのケルン、ミュンヘンにて日本刀鍛錬の実演
靖国神社にて、親子三代奉納鍛錬をし、後に脇差を奉納
新作名刀展 努力賞

2005年
新作名刀展 薫山賞
第一回お守り刀展覧会 第2席 敢闘賞

2006年
新作名刀展 入選

2007年
新作名刀展 努力賞
第二回お守り刀展覧会 総合の部 入選
同 刀身の部 入選
同 外装の部 入選
ヨルダン・ハシェミット王国のフセイン国王へ計7振の刀を納める(2007-8年)

2008年
第三回お守り刀展覧会 総合の部 第3席 東京都教育委員会賞
同 刀身の部 入選
同 外装の部 入選

2009年
第四回お守り刀展覧会 総合の部 入選
同 刀身の部 入選
同 外装の部 佳作

2011年
第六回お守り刀展覧会 刀身の部 入選

2017年
第十二回お守り刀展覧会 総合の部 第1席 ワコースポーツ・文化振興財団賞
同 刀身の部 第2席 特賞・坂城町長賞
同 外装の部 入選
横綱稀勢の里土俵入り太刀製作


このほか、明治神宮と熱田神宮に奉納
41代四条司家(しじょうつかさけ)の四条流式宝刀(しじょうりゅうしきほうとう)鉾 様式宝刀(ほこようしきほうとう)などを作刀。
学校、官公庁、企業等にて多数公演、鍛錬公開をする。
日本美術刀剣保存協会三匠会元監査、関伝技術保存会元副会長、関伝刀匠会元会長を務める。